こんにちは　看護師の鈴木です
短い梅雨が明けましたね


今回は「ワクチンアレルギー」についてお話いたします

前回ワクチンのお話がありましたが、接種と同時にアレルギーについても考えておかなければなりません

1年に1回接種していただくワクチンですが、接種後5分～10分の間にアレルギー反応が出る可能性があります
個体によっては、命にかかわるほどの重度のアレルギーが出ることもあり、ﾜｸﾁﾝを接種したら10分～15分間ほど待合室で様子をみていただきたいと思います

仔犬の場合、1回目のワクチンよりも2回目のワクチンの方がアレルギー症状がでる可能性が高いため、できるだけ”午前中の接種”をお願いしております。
接種後は以下の症状が見られないか、愛犬の様子をしっかりと観察してくださいね

～ワクチンアレルギーの症状～
＜軽度な場合＞
〇顔や眼の周りが腫れる・口が赤くなる
〇発疹・じんましん・痒み
〇嘔吐・吐き気・えずく
〇細かな震え
〇一時的な発熱
〇食欲低下・元気がない
〇注射ﾌﾞｲの腫れ・しこり・痛み

＜重度な場合＞
〇歩行困難・ふらつき
〇脱糞・失禁
〇痙攣・過度な興奮
〇呼吸困難