こんにちは　受付の川本です

日没も早くなり、お鍋がおいしい食欲の秋ですね
この時期はなんでもおいしく感じられます

我が家の１２歳の柴犬も、食欲の秋です。しっかり食べても、もっと食べられるよって顔をします。２歳の雑種犬も、もっと欲しいよって顔をします２匹とも食欲旺盛です。成犬になってもしつけでご褒美（おやつ）を使う時もありますから、運動不足にならないよう、食べ過ぎないよう飼い主の私が気をつけるようにしています。

愛犬の適切な体重、ご存じですか？　
最近丸くなったなぁ、重くなったなぁと感じることはありませんか？
体重が増えると、足腰に負担がかかりお散歩を楽しむことができませんし、なにより肥満は様々な病気の原因になります。

肥満予防のために、日頃から体重測定をしたり、体重だけでは肥満かどうか判断しきれない場合もあるので、脂肪のつき具合やシルエット・触り心地も気にしてあげると良いと思います。
犬種の体型を把握しておいたり、定期的に動物病院で健康診断を受けることもおすすめです

「食べたそうにこちらを見るから、かわいそうでついつい・・・」と言って、人が食べているものを与えてしまう方もいらっしゃいますが、人とペットでは必要な栄養や栄養量が違ううえ、人の食べ物を与えることで消化器や肝機能を壊したり、アレルギー症状や中毒症状を起こすこともあり、最悪の場合は死に至ることもあるので、愛犬・愛猫が人の食事を口にしないように気を付けてあげてください。

「フードを食べないから・・・」と、代わりにおやつをあげてしまうのも、ペットの体重を増やしてしまう原因となります。おやつはあくまでもご褒美で特別なものとして適度にあげてほしいと思います。(おやつは、1日あたりの必要エネルギー量の20%以内と定められているんですよ)

当院に来てくださるトレーナーの安田さんが、”おやつの代わりに普段食べているフードを使ってしつけやトレーニングをすること“もお勧めだと教えてくださいました。散歩で食事1食分をご褒美に使いながら歩くことで、カロリーを取りすぎることもなく、愛犬もお散歩が楽しくできるということです。ただ平凡な食事時間より魅力的かもしれませんね一度試してみてくださいね

市販されているペットフードは、それぞれに適した栄養量が考えられていて手軽で安心なので、愛犬愛猫の成長段階や体質、体調によって選んでいただくといいのではないかと思います
何を与えて良いのかわからないという飼い主様は、どうぞお気軽に獣医師にご相談ください　

手作り食を与える場合は、必要な栄養バランス・エネルギー量をしっかり理解することが必要になります。
栄養が偏ってしまうと様々な異常が起こりますので、体調体質に問題がないのであれば、市販のフードを喜んで食べられるといいですね　

ペットも私たちと同じでおいしく食べられることが喜びですので、健康な体を維持するため・生涯幸せに過ごせるためにも、適度なお散歩や遊びをして、ぜひ飼い主様が適切にコントロールしてあげて、太りすぎないように気を付けてあげてほしいと思います