先日「けんびきってどこにあるの?」
と聞かれました。
今回は肩こりなどの症状と
よくセットで用いられる
「けんびき」という言葉に
ついてご紹介します。
「けんびき」って?具体的な場所は?
「けんびき」とは非常に意味が曖昧な言葉であり、
人や地方によって用法が異なっている場合があります。
けんびきの意味としては
大まかに身体の特定の場所を
示す目的で使用される場合、
肩こりと殆ど同義で
使用されている場合、
また治療法そのものの名称として
用いられている場合があるようです。
それぞれ深堀して見ましょう。
身体の場所を示す場合
身体の場所を示す場合は
これもまた曖昧な表現となっておりますが、
肩甲骨の内側あたりを指して
けんびき(肩引き)という場合が多いようです。
この周辺の筋肉が凝り固まることで
肩こりが発生すると考えられていますが、
これも人によって解釈が異なっているという点には
十分な注意が必要です。
肩こりと同義で使用されている場合
けんびき=肩こりという解釈もあるようです。
現代では肩こりと呼ばれる自覚症状を
昔の人は肩癖(けんぺき)と表現していたそうで、
それが徐々に転訛した結果、
「けんびき」と呼ばれるようになったという説です。
これに関してもやはり表現としては曖昧であり、
用法は人によるところが大きいようです。
治療法の名称として用いられている場合
「腱引き」と呼ばれ、筋肉や腱に直接的に
アプローチを行う改善法を指す場合もあるようです。
この療法は、腱や筋肉が本来あるべき位置から
ずれたりねじれたりした状態を正し、
筋肉や腱が正しい位置に戻ることで
全身の骨格の歪みや故障の原因を
取り除くことを目的としています 。
江戸時代には「腱引き屋」と呼ばれる
柔術家が集落を渡り歩き、
人々の肩こりや腰痛を治療していたそうで、
現代ではあまり一般的に広く知られ
名称ではないようです。
今回は「けんびき」について
ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
けんびきは様々な用法があれど
肩こりと密接に結びついた
言葉だということが分かりました。
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